ジャコウネコの生態
フィリピンやインドネシアの一部に生息するジャコウネコ
ジャコウネコとは?
「ジャコウ(麝香=ムスク)」とはジャコウジカのオスの腹部にある分泌腺から採れる物質で香水の原料となります(※)。ジャコウネコ類も肛門近くの分泌腺から麝香に似た物質を出すためにこの名を持ち(この分泌腺がない仲間もいます)、アフリカジャコウネコの分泌物は香水の原料にもなっています。これらの分泌物は本来、かれらがあちこちににおいをつけて互いにコミュニケーションするために用いられています。(引用:http://kosodatecafe.jp/zoo/308/)
美味しいコーヒーを選び、ジャコウネコのコーヒー(アラミドコーヒー、コピルアク、シベットコーヒー)を作り出すだけでなく、香水の原料も作り出してしまうネコ。
昔から、珍重されてきた動物です。
ジャコウネコの食べ物
前の記事でも紹介したジャコウネコの大好物は、
果物(バナナや果実など)
お酒(シュガーパームという植物から取れるお酒)
コーヒー豆
主にこの3つを主食としていきています。
ジャコウネコの性格
夜行性のジャコウネコ。
とてもすばしっこく、活発な性格です。
例えば、ジャコウネコを檻に閉じ込めておくと、ストレスが多くなり、美味しいコーヒー豆を見分けられなくなったり消化機能が悪くなり、シベットコーヒー本来の複雑な風味と香りが作り出されなくなってしまうことが分かっています。
また、ストレスから太ったり、凶暴になったりと性格も変わってくるそうです。
野生のジャコウネコから取れたアラミドコーヒー
アラミドコーヒーになれるジャコウネコのコーヒーは、野生のジャコウネコから取れた事が必須条件となります。
それは、ジャコウネコを檻に閉じ込めておくと、ストレスが多くなり、美味しいコーヒー豆を見分けられなくなったり消化機能が悪くなり、シベットコーヒー本来の複雑な風味と香りが作り出されなくなってしまうからです。
そこで、シベットコーヒーが称される豊かなアロマをきちんと味わえるよう、野生のジャコウネコがあつめたコーヒー豆であることがアラミドコーヒーの条件なのです。
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