アラミドコーヒー の始まり

世界一のコーヒーと呼ばれるアラミドコーヒー。

その起源は、歴史的な植民地政策の中にあります。


フィリピンコーヒーの始まり

フィリピンでコーヒー栽培が始まったのは、1740年。

スペイン植民地時代に、カトリック系の修道士たちが、首都マニラから車で南に2時間ほどのところにある、バタンガス州のリパという土地にメキシコから輸入してきたコーヒーノキを植えたことがきっかけだと言われています。

その後はアウグスティヌス会の修道士達によって、バンガス州の他の地域でもコーヒーの生産が盛んになっていきました。バタンガス州はコーヒー栽培によって経済の基盤が作らで、コーヒー産業は大きく成長していきます。

特に1887年頃に世界的に流行した:さび病(コーヒー豆がうまく育たなくなる病気)によって、コーヒーの大産地だったアフリカ、南アメリカ、東南アジアなどの国のコーヒー生産が落ち込みました。

その中で、島国であるフィリピンはさび病から免れて、世界トップレベルの生産国になっていったのです。

アラミドコーヒーの始まり

その後1980年代に入り、ジャコウネコのコーヒーが世界的に知られるようになり、バタンガス州とミンダナオ島の一部で、コーヒー農家がコーヒーの森に住むジャコウネコを発見したのです。

夜行性のジャコウネコ。昼間はココナッツの仲間:シュガーパームの葉の上で寝ています。

そのため、日中森にいるコーヒー農家は今までジャコウネコに会うことがありませんでした。

でも、ジャコウネコがコーヒーの森に生息していることがわかり、そして、ジャコウネコがそのコーヒーの森を守り、創ってきたことがわかったのです。


アラミドコーヒーの今

フィリピンでジャコウネコが発見されて、そのほかインドネシアでもジャコウネコのコーヒーが商品化されるようになり、人工的にジャコウネコを飼育したり、隔離したコーヒー農園で採取することも行われ、「自然の営みから生まれた、ジャコウネコのコーヒー」というストーリーが壊れていきました。


その当時、コーヒー生産者であった、フィリピンの生産者団体が、原点回帰して、「自然の営みから生み出されたジャコウネコのコーヒー、自然の営みからのおすそ分けとしてのジャコウネコのコーヒー」を大事にしようという動きがおこり、

きちんとオーガニック・フェアトレード・野生のジャコウネコから生み出されたジャコウネコのコーヒーを”アラミドコーヒー”というブランドとして、生産するという変化が起こったのです。


そんな、ジャコウネコのコーヒーの本来持つストーリーを堪能できるコーヒーが、アラミドコーヒーなのです。